2ヶ月前にプログラミング言語の学習を始めました。
プログラミング言語はこれまでも何度か覚えたいと思ったことがあって、自分の人生の中で何度かトライしてきたことだったのですが、自分には難しすぎてその度に挫折していました。
10代の頃はBASICという言語でゲームを作ろうとして本を購入し、載っていたプログラムを当時持っていたDOS-V PC(ウィンドウズもハードディスクもついてない、フロッピーディスクを使って起動するやつ)に打ち込んだことがありました。
それはシンプルなインベーダーゲームのようなもので、(本に書いてあるとおりにそのまま打ち込んだわけなので)実際にプレイもできたのですが、構造を理解して打ち込んだわけではなかったので、その先はどう発展させていけばよいのかわからず、そこで終わってしまいました。
それから少しして今度は「チャイムズクエスト」というソフトを購入しました。これは当時PCで流行り始めていたいわゆる「RPGツクール」の一種で、ソフトにすでに入っているグラフィックやレイアウトを使い、あとは簡単なスクリプトだけ書けばゲームが作れるというものでした。
ドット絵などを描くツールも組み込まれていたので、当時のゲーム雑誌や攻略本に載っていた(まだインターネットは家になかった)Mother2やクロノトリガーといったスーパーファミコンのゲームのドット絵写真を研究し、キャラクターやフィールドの木や山などを描いて、数本のゲームを作りました。
作ったゲームを友人たちにやらせたところ、それなりに好評で、「スーファミのグラフィックなみだ」とおそらく褒め言葉(?)であろう言葉をもらったりしました。スーファミのドット絵を丸写しで描いたようなパーツが多かったので当然と言えば当然なのですが。
調子に乗った僕はその内の1本を「ログイン」という雑誌のコンテストに送り、いつ受賞の返事が来るのかなと待っていたのですが、当然の如くなんの音沙汰もありませんでした。本当にゲームを作る人はここからさらに高度な領域に入って、ツールを使わずに一から自分でプログラムを書く道に進むのでしょうが、「チャイムズクエスト」のシンプルなスクリプトにも苦戦した自分にはそういう発想が起きず、そこで終わってしまいました。